シーリング施工
外壁塗装における窯業サイディングとよばれる外壁の場合、サイディングとサイディングのつなぎ目や窓サッシの周りなどの部分で、ゴムのような素材のシーリング材が使われています。このシーリングは新築の場合だと比較的安いコーキングが使われていることが多く、劣化が早くみられる部分です。
このページでは、シーリング施工内容についてご説明します。
目地シーリングカット
まず、つなぎ目部分の目地と呼ばれる劣化したゴムの部分のシーリングを、両端をカッター等で切ります。
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コーキング撤去
両端を切ったら、シーリングを取り除きます。
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テープ養生
シーリングを取り除いたら次に、他の部分を汚さないように、テープで養生します。この写真の目地は三面接着を防止するボンドブレイカーもはがれていた為、ボンドブレイカーも貼りなおししました。
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プライマー塗布
テープ貼りが終わったら次にプライマーと呼ばれる(接着剤のようなもの)を塗っていきます。このプライマーを塗ることによってシーリングは接着するので、この作業はすごく大事な作業になります。
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シーリング充填
プライマー塗り終わりましたら、シールを充填していきます。中に空気が入ると、気泡になるので注意しながら作業します。
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シールならし作業
シールを充填したあと、綺麗に平らにならしをして完了です。このならす作業に職人の腕の差がでますね。
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シーリング作業完了
ならし作業が終わったら、シーリングは完了です。目地シールは乾くまでに2~3日かかります。ウレタンのシールを使用する場合は5日位が目安です。
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窓の周りや、入り隅、軒天、帯の上などのシーリングも施工し、雨が直接あたる所は特に注意して、作業します。
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シールの必要性
シールは雨の侵入を防ぐ重要な役割を果たしております。
ご自身のお宅の目地をご覧になり、端にすき間があいている、ゴムが切れたような状態になっていたら、なるべくシーリングだけでも施工されることをおすすめ致します。